カテーテルアブレーション(冷凍凝固術)手術2日目!

昨日は10:30頃から約二時間くらいの手術でした。

 

左手に点滴(血管が細いので人変わって4回目で成功!ちなみに前回の手術では5回目だったので、そんなものなのでしょうか。とはいえ、点滴の針は太めなので、痛いのです〜!刺す方も大変ですよね。私なら、できない!)

おしっこの管を尿道に入れて

前貼りをします

指先が少し出る白い着圧ストッキングを履き、手術着を着てキャップをかぶり

ストレッチャーに乗って

病室のある7階から1階の手術室へ

天井を見て移動は初めてで新鮮!

 

手術室にはモニター9枚ある、映画に出てきそうな近未来的無機質な感じ。

手術台に乗って、優秀そうなイケメン助手さんたちに手際よく身ぐるみ剥がされて、(照れる余裕もない😅)ほぼ全裸に、胸や足に心電図計測器をペタペタつけられてから、

うまく体の上にカバーをかけてもらい、手術スタイルができました。

手術スタッフは開始前に名前点呼していました。

係名?は、難しくて聞き取れませんでしたが、合計6名ほどでした。

手術台の横に、動くロボットカメラがいて、横に縦に動いて撮影される。

ますます、SF映画のような緊張感が。

 

カテーテル挿入する右足付け根に消毒液をたっぷり塗られ、

麻酔注射を2回くらい打たれ、グリグリカテーテル入れられると、

痛さと恐怖が同時にぞぞーっと襲ってきました。

痛さを訴える自分の声の小ささよ。

麻酔を数回追加。麻酔刺されて、効くのがすぐではないし、また刺されて痛い。

つい涙を拭うと、手を動かさないでくださいと言われる。

枕のない狭いところに寝て、ほぼ固定されている私・・・

閉所恐怖症なんです。狭い場所に固定なんて、

やだ!主治医の先生の顔が見えないし。子供状態です。

このまま3時間、術後も止血のために合計18時間ベッドに固定だし!

これが、今振り返っても一番嫌です。

枠に閉じ込められたくないのです。

そういえば、いつでも。

逃げたい!‼︎と思い続けつつ、

もう体にカテーテル入って手術中、早く終わらせた方がいいよね、と冷静な自分が言う。

手術前に、私の体全体にお願いしたのです。

チーム「私◯◯ちゃん」で、この状況を乗り切りましょうと。

特にこの数ヶ月、別な手術やいろんな病院通い、検査、リハビリ、仕事復帰、と

激動を乗り切ってきましたから。

私の体も心も精一杯前向きに頑張っていますからね。

手術とか、ピンチな時助けて、助け合えるのは自分しかいませんからね。

家族や友人も、気持ちで助けてくれますが、いざとなったら自分が頼み。

そう思ったら、意外と心強いですよ。

 

覚悟を決め、延々続くグリグリの感触と、コンタクト外して近眼なので近くにある数多くのモニターもよく見えないし、先生方の話も数字と専門用語すぎてほぼ意味わからず、で飽きてきた頃、

心臓や横隔膜に電気ショック、おそらく5分くらいずつ、

そして麻酔5分後の、大きな電気ショック!で目を醒めさせられる。

またしばらくグリグリ、の後突然主治医の先生が

「もう終わりです。カテーテル抜きますよ。」と笑顔で。

あら、施術してくれていたのですね、という驚きとともに、あっけなく終わり。

首からもカテーテル入れなくて良かった!

 

術中に心房細動発生したらしいですが、止めたとのこと。

入っていたカテーテルとバルーン2本見せてもらいますが、予想より太い。

バルーンはすでに割れてしぼんでいたので不思議な感じ。

先生から痛いくらいぎっちり止血してもらいながら説明を聞き、流血を拭いてもらいながら、

薬のせいで意識は眠く。

 

ストレッチャーで部屋に戻ると、ガウンバージョンの病衣に着替えさせられて、6時間はうとうと眠る。

昼食はパス、夕食は夫のお母さんお姉さんからお見舞いでもらった甘い美味しいイチゴを一粒と、病院食の薄いりんごスライスを3枚シャリシャリ食べる。食欲は、ほぼなし。

身体しっかり起こせないので、辛いんですよ。

声も力弱し。

1時間おきに喉が渇いて、曲がるストローのついたお気に入りスタバのステンレスボトルのハイビスカスとローズヒップの酸っぱめハーブティを飲む。

うまく飲み込めなくて数回むせて、苦しかったり。

 

6時間後、先生と看護婦さんに傷や足を見てもらって、左足曲げるのと右に体を傾けるのを許可してもらう。

面会時間もそろそろ終了で、夫も帰宅。

消灯が9時厳守なので、頑張って眠りますが、流石に寝過ぎが辛い。

寝すぎて眠れない。

流石に寝すぎで腰が痛い、というのが理解できるようになって、起き上がりたい気持ちでいっぱい!

読書したいけど、消灯なので、スマホで我慢。

テーブルに設置したスタンドでipadmini設定しておいたので、音楽聞いたり。

12時、2時、3時、4時、5時、と目覚めて時計見ては、できる寝返り右側、動かせるのは左足だけなので、悶え苦しむ。

起き上がりたいー!

ようやく7時前に看護婦さん来てくれて、熱測り、採血、の後

尿の管外し、足の様子見て起きてOKの許可出る!🙆‍♀️😂✨

 

自分でストッキングやT字帯外し、いつもの下着と検査着、靴下に着替え。

傷の横に少し出血の跡が乾いてありましたので、濡れおしぼりで拭いて、さっぱり!

傷は、やはり小さいけど痛いです。

押すと痛いし、足の下側に向かって内出血の紫色の跡が10cmくらいつづき、やはり痛い。

あれだけ動脈にカテーテル入れたんですから、出血いっぱいしたでしょうね。

ゆっくり歩いて洗面とコンタクト装着。

やっと人間らしくなれました。

普通が一番!

まだ傷は痛いけど、気分も良く、体も良くなっていくでしょう。

 

 

私はほぼ自覚ないまま、おそらく8月から常に検査で持続性心房細動、なのですが、11月末から心電図がいいようなので、突発性心房細動に近いのではないか、と手術内容が朝当日に会議で変わりました。

予定では、心筋焼灼術でしたが、軽いようなのでバルーンでの冷凍凝固術に急遽変更。

焼灼術より早くできるらしいですが、意識あったのが足の傷口だけなので、カテーテルがいつのまにか心臓に入って、冷凍で神経焼いて、違和感なくスムーズに抜けてきたので、謎な感じです。

医療の進歩に感謝です。

私はアラフィフ女子ですが、メタボでも、血圧や血糖値が高いわけでもありません。

原因不明ですが、仕事のストレスと運動不足が大きい原因としか思えません。

体を冷やさず、食事はビーガン寄り、お酒もだいぶ控えるようになりました。

週一回カルチャースクールで1時間汗を流し、週末は散歩するようにして仕事漬けの生活から少しずつ脱却するようにしています。

これが良かったのか、心房細動はずっと無くなっていたようなのです。

いや、まだ続いていますから、いい生活を続けましょう!❣️

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手術中、ホテルにお預けの娘。

ストレスに弱いので、ご飯きちんと食べているか心配。

早く会いたいね!
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お花もまた生けたい!やりたいことたくさん!

健康だから、当たり前のように出来たんですよね〜🍀